クラウド型バリアルブルデータ出力システム『JOIN PIC -VARIABLE- 』 のVer.1.14.0をリリースしました。
新機能
デザイン編集画面
グラフツール
数値をバリアブルできる複数種のグラフを配置できるようになりました。

テーブルツール
バリアブルなテーブルを配置できるようなりました。

合成モード
アピアランスプロパティ内に合成モードが実装されました。
“乗算”設定をすることで印刷機でのオーバープリント機能を利用する場合等を想定していますが、
詳細はご利用の印刷機メーカーに問合せください。

テキストツール:回転・斜体
テキストツールで回転・斜体を設定できるようになりました。


テキストツール:行頭インデント
複数行テキストモードの時に行頭インデントを指定できるようになりました。
通常は全行で1つの段落と解釈されますが、リッチテキストモードのp(段落)タグで、
複数段落を定義することができます。

マイナス値を指定すると段落行頭以外がインデントされる挙動になるので、
応用して約物(やくもの)の時に自然な表現が可能です。

アーチテキストツール:寄せ・文字溢れ処理
アーチテキストに寄せ方向の設定と、文字溢れ時の処理が実装されました。


また、角度の調整が直感的に操作できるようになりました。

デザイン素材への編集画面リンク配置
選択している画像素材の編集画面に遷移できるボタンを配置しました。

面付けテンプレート編集画面
トンボ線設定の強化
トンボに対して基準位置・線幅・線長・線色を設定できるようになりました。

バリアブルデータ編集画面
デザインローテーション
バリアブルデータ編集画面のデザイン設定にデザインローテーション機能に関する設定が追加されました。
例えば以下のように設定することで、デザインセレクタ機能を使わずに、選択したデザインがローテーションされます。

以下がバリアブル印刷データの生成イメージです(A → B → Cでローテーションされています)。

バリアブルデータ1行毎に全デザインをローテーション
もONにした場合は、
仮に10行のバリアブルデータで、上の例で生成した場合、10行 × 3デザイン = 30データ
のPDFが生成される動作となります。
複写伝票データ等、1行分データで複数PDFデータ生成したい場面に利用いただく想定です。
データ出力先設定
ファイル名へのバリアブルデータ値の利用
変数リストに”バリアブルデータ値”が追加されました。
バリアブル印刷データ作成画面でアップロードしたCSV等のバリアブルデータの中の値を、
PDFファイル名に反映することができるようになりました。
※異種面付けの場合などは先頭データの値が利用されます。

面付けツール
面付け位置設定
どの面を利用して面付けするかを都度指定できるようになりました。
市販されているラベル用紙等に部分的に印刷するなどの小規模印刷時を想定した機能です。

セキュリティ
無操作時間経過でのセッションタイムアウト
アカウント設定画面で、無操作時間でのセッションタイムアウト時間を指定できるようになりました。

追跡QRコード機能
追跡QRコード機能は今後有料オプションとなる予定です。1年間限定で無料開放いたします。
主にダイレクトメッセージ(以下DM)商材を想定した機能になっています。
特定のWebページURLをQRコードとして印刷する際に、
バリアブルデータ行毎にユニークなQRとして生成し、DMを受け取った人が読取り・アクセスした時に、
システムがそれを検知・記録できるようになります。
専用ページにより統計情報としてアクセス履歴が確認できるため、
そのDMの効果を測る指標としてや、追加のフォロー対象者の参考としてご利用いただけます。
アクセス履歴の確認画面は、ゲストユーザ(主にはDM発注顧客を想定)にも公開することができるので、
ゲストユーザにもリアルタイムで状況を把握いただけます。
また、アクセスがあった際に、指定したメールアドレスに通知を行うことも可能です。
不具合修正・仕様変更
- デザイン編集
- 特色設定時に濃度を指定できるようになりました。
- 複数行テキストに禁則処理プロパティを追加しました。
- 書式フィルタ
- 数字の整形フィルタにカンマ処理に関するバリエーションを追加しました。
- Excelアップロード
- エラーセルを検出してアラートが行えるようになりました。
- 画像素材アップロード
- PDF互換のイラストレータファイル(.ai)が素材データとして利用できるようになりました。
- バリアブルデータ編集
- 表・裏が異なれば同じデザインセレクタキーを指定できるようになりました。
- セキュリティ
- 連続でサインインに失敗すると暫くロックされるようになりました。
- その他細かいUI改善・不具合修正などを行いました。